名前：
セイ・ローガン。
本名を滝元・静（タキモト・シズカ）。東方系移民の血筋で名付け親は祖父。
当人は「俺が静かってガラかよ！」と猛反発。恥ずかしいので本名は固く封印されている。

出身：
アクスヘイム中層にある移民街の生まれ。むやみに兄弟沢山。
家族はみな存命だが、現在は離散している為に殆ど出会う事はない。

性格：
粗野で豪快。しかし意外と傷つきやすい。
特に彼女が出来ないとか女に振られたとか女性関連の話は禁句。
回復も早いので暫くすれば元通りになっている。
どちらかといえば弄られ気質なのかもしれない。

過去：
多感な年頃に両親が蒸発。家族が崩壊していく中でスラムへと落ちる。
すぐに悪い仲間とつるむようになり、１０代の半ばには立派なストリートギャングと化す。
傷害、恐喝、強盗、密輸。殺し以外は何でもやり、当時は「鬼」と呼ばれた程。
事態を重く見た城砦騎士団によるスラムの一斉摘発により検挙され、獄中送りとなった。
刑務所で数年を過ごした頃、エンドブレイカーの老シスター、ファリンが慰問に訪れる。
老婆と侮って殴りかかったところ逆にタコ殴りと相成った。全治２ヶ月。
完治した後もしつこく復讐を続けたが、そのたびにリンチ刑を受ける。
５回目の奇襲が失敗に終わった頃、その根性を買われてエンドブレイカーに誘われた。
「そんなに人を殴るのが好きなら、世の中の為に拳を振るう仕事をしなさい」
疑問に思う間も与えられず、勝手に所長と密約が交わされ僅か３日で恩赦を受ける。
修行と称して毎日のようにボコられながら、エンドブレイカーとしての日々を過ごす事に。
弟子入りして１年もした頃には、かつての毒気がすっかり抜けて立派に更正。
マスカレイド事件の多い下層を主軸に、エンドブレイカーとして毎日を送るようになる。
やがて独り立ちした弟子の姿を見届けて老婆は引退。後に老衰を迎えて逝去した。

職業：
当初は何でも屋を志す積もりで居たのだが、同業者の多さにあっさり断念。
師の残したツテでかつての刑務所長と再会し、受刑者の更正プログラムに参加する。
アクスヘイム中層での奉仕活動を取り仕切る客員教官として日々の糧を得るに至った。
最近では、受刑者の再就職支援の面でも積極的に活動している。

趣味：
美味い料理を出す酒場の開拓に余念が無い。週末には目星を付けた店に足を運ぶ。
料理の甲乙などは手記に細かく記載され、独自のランキングが製作されている。
このデータは刑期を終えた受刑者に餞別として手渡されているが、今のところ非常に好評。
ギャンブルにも目が無く、賭け仲間と月一でカジノに出掛ける。が、あまり勝率は高くない。
負けが込むと熱くなる癖はあるものの、遊び金に留める程度の自制心はあるようだ。